3月5日、石田小学校「子供クラブ協力者の集い」へ参加して2011/03/07

 私は、昨年の夏休みに学校の栄養士が産休に入るため、一度料理教室の講師を行いました。

 料理講習では、「アップルポークのチーズのせ」と「パプリカのドリア」を実習しました。

 試食の時にパプリカと格闘している子供もいましたが、参加者の評判も良く「来年も」との声もあり、次回は、季節のお菓子作りを提案しました。

 また、近所を歩いていたときに、別の地区で行った「親子の料理教室」の受講者がおり、「お寿司のおばちゃんだ!」と声を掛けられ、話をするきっかけとなりました。

 地域の方が講師となることは、地域で活躍されていられるいろいろな方と知り合いになることができ、子供たちも見守られているとの実感が得られる良い機会となっていると思います。

石田小学校『いのちの水』プロジェクト2011/03/07

 私の主人は、伊勢原市立石田小学校のPTA会長をし、地域防災対策本部長もしています。

 そんな関係で、「しあわせの池」の浄化と避難所の機能強化のため、小学校の井戸掘りに協力します。

 井戸掘りは、小学生の提案によるもので、「しあわせの池」の水性生物のためと、災害時に避難してくる人のために行うものです。

 井戸の掘りかたは、ハンドオーガー方式というもので、人力のドリルで穴をあけるといったものです。

 このプロジェクトには、小学校のボランティアやPTA、自治会が協力して行うそうです。

 詳細については、学校や自治会からお知らせがあると思います。是非みなさんも参加していただいて、滅多に経験することができない井戸掘りに挑戦していただきたいと思います。

伊勢原市議会3月定例会総括質問を傍聴してきました2011/03/08

 P.F.ドラッカーの「マネジメント」には、「組織の内部に存在するのは努力だけで、内部で発生するものはコストだけである。成果は組織の外部にしかあり得ない。」と書かれています。

 伊勢原市長は、平成23年度予算について「選択と集中更に縮減」と語っていましたが、「成果は組織の外部にしかあり得ない」とのマネジメントの考え方とは全くの逆思考です。

 これでは、市民生活は暗く寂しいものになってしまいます。また、現職の市議会議員の質問においても、「市長の考えは」との質問のみで、外に対して何かを進めようとの発展的な意見はありませんでした。

 私の近くの伊勢原市東部工業団地には12億の借金があり、市税を投入して10年で返すとの答弁がありました。
 私は、空き地が沢山あるのに何を考えているのだろうと不思議でした。

 職員を減らし、コストを抑えるだけでは何も生まれません。サービスや事業が低下しているようにしか思えません。
 工業団地の売り込みや市税の滞納整理にしても、職員や議員が先頭に立って事業を行えば成果が得られると思います。

 市長の口から「縮減」という言葉を聞いた時、伊勢原市の全てが縮減してしまったような暗い気持ちになりました。

 私は、この伊勢原市には沢山の資源があります。内部に財源がなければ外部からの投資を求めるなど、外に向かって闘う姿勢を喚起する必要があると切実に感じる一日でした。

東北地方太平洋沖地震2011/03/12

 14時46分発生のこの度の地震には、大変驚きました。

 その時に先ず思ったのは、子供の安否でした、

 15時18分に学校からメールを頂き、状況が分かっただけで安心しました。

 電話は遅くまでつながりませんでしたが、我が家は、主人とも早い時間にメールでお互いの安否確認ができたことから気持ちに余裕ができ、家の近くの信号が消えていることにも気づき、下校途中の小学生を安全に誘導するなど、早く次の行動に移ることができました。

 情報を得ることの重要さを強く感じたと同時に、聴力や視覚に障害のある方や独居の方はもっと不安なのだろうと思い、ご近所でこの時間は一人だと思われる家を回って声を掛けさせていただき、無事を確認して安心しました。

○伊勢原市の被災状況
 
 ① 人的被害なし
 ② 家屋被害なし(瓦の落下3件)
 ③ 火災なし
 ④ 停電 28,000世帯(市役所も停電しました)11日22:30復旧
 ⑤ ガス漏れ 2か所12日の3:55までに復旧
 ⑥ 民家の塀の倒壊 16件
 ⑦ 道路の隆起等 12件
 ⑧ 漏水 11か所程度
 ⑨ 帰宅困難者 60人 うち避難所宿泊者45人

東北関東大震災の募金活動をしました2011/03/17

本日、3月17日に小田急線伊勢原駅南口と北口で「災害ボランティア」に登録しているメンバーによる募金活動をしました。

午前10時から駅南口イトーヨーカ堂前、午前11時から駅北口会談前でそれぞれ1時間ずつ募金箱を抱え、『東北関東大震災義援金の街頭募金にご協力くださ~い』と、声を張り上げていました。

私の前を通る7割くらいの方に協力を頂きました。

岩手県に親戚があるという方が2人ほど居られ、「未だに連絡が取れない。」、「何もできないけど募金します。」とおっしゃって、募金して行かれました。

募金は、共同募金会を通して各地に届けられます。

テレビ報道を見ると、燃料がないと訴えておられました。今夜、私の家のある第1グループが午後5時半ごろから午後8時過ぎまで停電しました。

我が家の暖房は、電気カーペットだけなので、「湯たんぽ」を用意して暖を取っていましたがそれでも大変寒い思いをしました。

私たちは、少し待てば電気が来て暖かくなります。東北地方の被災地の方は、雪の中、濡れた服で着替えも無く寒さに耐えていると思うと涙が出ます。

また、地域では、学校の登下校の時に計画停電によって信号が消えます。

子供たちの安全は、親だけでなく地域で守る必要があると思います。

明日も私は、登校時間に信号のある交差点に立ちますが、片側2車線の道路では男の人の力が必要です。

東北地方太平洋沖大地震から一週間が過ぎて 地域のわ2011/03/18

朝、小田急線愛甲石田駅でいつものとおり「いってらっしゃい」と挨拶をし、午後、後援会活動を考えていましたが、花粉症のため休んでいたところにテレビから緊急地震速報が発せられました。

いつものとおり、自分のところとは関係ないと思っていましたが揺れが収まらず、子供が心配になると同時に「家にいてよかった」と思いました。

子供の下校時間を確かめ、迎えに行き、子供の無事を確認することができました。

小田急線は、地震のため運休となり多くの方が帰宅できなくなってしまったようです。

朝見送った多くの方も帰宅できなかったのではないかとテレビを見て心配していました。

小学校では、ご両親と連絡が取れない子が一人おり学校で連絡を取っているが、その間、その子は友達の家で預かってもらっているとのことでした。

ご両親が働いていて、昼間、子供の近くに居ない人は沢山いますが、近所にお友達が居たり普段ご近所とのお付き合いがあれば、緊急の時は力になっていただけます。

「何かあったときには、○○さんのところへ行くんだよ」と、緊急時の居場所を子供たちに言っておくだけで安心を与えることができます。

最近では、自治会名簿に名前を出さない方も見受けられるようですが、隣の人の名前が分からないでは、お付き合いはできません。人と人とのお付き合いの初めは、お互いに名前を名乗るところから始まります。

私は、お互いに顔と名前の分かる地域づくりが必要と考えます。顔と名前が分かれば、防犯、防災にも大変役に立ちます。その為に、誰でも気軽に寄れるサロンを通してお互いを知り合い、絆を深めて地域のわを育んで行きたいと思います。

あさイチ「いのちを守る“食”」2011/03/25

  3月23日のNHKあさイチ「いのちを守る“食”」で迫 和子氏のお話を聞きました。迫先生は、2年前まで秦野保健所に栄養士として勤務しておられ、現在は、社団法人日本栄養士会常務理事をされています。

迫先生のお話から、
高齢者は、長い間料理をしないでいると、機能が低下し料理が出来なくなってしまいます。
 避難所では、高齢者は、特に体重に気を付けなければなりません。特に痩せている人は、もともと持っているものが少ないため生活力を失って、声が出なくなってしまいます。
 お水でもむせたりすることが多くなるので、料理はとろみをつけることが大切です。

 私は、食生活改善団体として、災害ボランティアに加入していますが災害時の炊き出しの手伝いをするくらいとしか思っていませんでした。迫先生の話を聞いて、私たちが高齢者向けの料理教室で学んだことは、高齢者の命を守るために大切なことだったのだと改めて思いなおしました。

 また、妊娠初期の方は、日頃、ちゃんと栄養を取っていれば、被災し満足に食べられなくても赤ちゃんには影響はないと言われていますので、災害時でも慌てることなく気持ちを落ち着けるようにしてあげることが大切です。

「いせはら市民の会」が行ったアンケートについて2011/03/26

 「いせはら市民の会」が行ったアンケート結果が集計され、中央公民館に置いてありました。アンケート結果は市内の公民館に置いてあるそうです。

 アンケートを見た人から、「貴方は、市民との意見交換会や議会報告会を何でしないの。」と言われました。

 確かに、アンケート調査結果をみると、その項目に「×」が付いているのは、私だけでした。

 何故私が、「質問9 あなたは一般の市民と意見交換会を年1回以上開催されますか?」、「質問10 あなたは議会報告会を一般の市民に対し年1回以上開催されますか?」との問いに「×」を付けたと申しますと

 市議会議員は、市民のために活動するもので、当たり前ですが国会ではなく、この街に居て、この街を良くしようと働く者だと思っているからです。

 私は、いつでも地域の人と共にいますし、手をつなぎ合っていたいと思っていますので、人を集めて講演する必要を感じていません。

 私は、一人ひとりと話をすることによって、生活して行く上での問題や地域の問題が分かるのだと思いますし、議会報告も出来るだけ一人ひとりに、直接、或いは会報でお伝えできればと思っています。

 「こちらから訪ねて行く」、これが、私の基本姿勢で、それが、「手をつなぎ合える地域」の第一歩だと思っているからです。