日本の食文化としての餅つきを子どもたちに伝えたい2014/10/26

日本の食文化としての餅つきを子どもたちに伝えたい

成瀬中学で餅つきをやっていると聞いていたので楽しみにしていました。
平成22年度までは、学校行事で餅つきを行っていましたが生徒同士のクラスを越えたふれあいが出来ないとの理由で中止になりました。

地域においても、食品衛生の指導で農協のお祭りや公民館まつりでも餅つきが行われなくなってきてしまいました。

味覚、味が分からない子どもが3割もいるそうです。
① 味の濃いものを多く摂ることから「塩味」が分からない。
② 普段食べないから「酸味」が分からない。
③ 好きなものしか食べないから味の経験が減る。
④ 良く噛まずに飲物で流し込むことから素材の味が分からない。

子どもは地域で育てようと言うスローガンが打ち出されていますが、具体的に地域が関われる場がありません。
「学校訪問」や「地域体育祭の手伝い」でメニュー消化をしているとしか思えません。

地域で子どもを育てるための関わり合いの場として、日本の食文化としての餅つきを復活させたいと思っています。

幸い、成瀬中学校の保護者の方何人かに餅つきの再開を提案したところ協力できるとの回答をいただきました。また、地域との連携で道具を揃えることが出来ます。

餅つきが出来る環境は整っていますが、トップの決断がありません。
自分の思いを正式な場所で提案し説明することも出来ません。
何事も思いを達成するためには、強いリーダーシップが必要ですが「肩書き」が無いと議論に参加できないことが残念です。

引き続き、日本の食文化として餅つきを残すため、学校や農協にも再開のお願いを続けて行きたいと思います。