あさイチ「いのちを守る“食”」2011/03/25

  3月23日のNHKあさイチ「いのちを守る“食”」で迫 和子氏のお話を聞きました。迫先生は、2年前まで秦野保健所に栄養士として勤務しておられ、現在は、社団法人日本栄養士会常務理事をされています。

迫先生のお話から、
高齢者は、長い間料理をしないでいると、機能が低下し料理が出来なくなってしまいます。
 避難所では、高齢者は、特に体重に気を付けなければなりません。特に痩せている人は、もともと持っているものが少ないため生活力を失って、声が出なくなってしまいます。
 お水でもむせたりすることが多くなるので、料理はとろみをつけることが大切です。

 私は、食生活改善団体として、災害ボランティアに加入していますが災害時の炊き出しの手伝いをするくらいとしか思っていませんでした。迫先生の話を聞いて、私たちが高齢者向けの料理教室で学んだことは、高齢者の命を守るために大切なことだったのだと改めて思いなおしました。

 また、妊娠初期の方は、日頃、ちゃんと栄養を取っていれば、被災し満足に食べられなくても赤ちゃんには影響はないと言われていますので、災害時でも慌てることなく気持ちを落ち着けるようにしてあげることが大切です。